レコードモンツァ考察

アバルト695コンペティツィオーネのマフラーはレコードモンツァです。

4本出し。

ちょっとうだうだ書いてみます(・∀・)ノ

 

 

アバルト乗りならみんな知ってることだけど新型レコモンの場合、ノーマルモードでは4本のうち2本からしか排気してません(;・∀・)

 

小ぶりなサイレンサー(消音器)から左右内側各1本のみ排気。

 

 

あとの2本はサイレンサー通らず直管です( *´艸`)

そこにはバルブが付いてます。

 

 

この排気バルブはノーマルモードでは常に閉止。

スコーピオンモードでは開放になるのですが、音量規制のために5~75km/hは閉じちゃいます。

(595のころは5~60km/hだったっぽい)

なので、信号待ちなどアイドリング状態ではゲロゲロとワルな音を出すけど、走り出すと静かになる( *´艸`)

これ、すげー違和感です。

 

この排気バルブは空気圧で作動します。

エンジンの吸気から負圧を取ってて、その負圧でバルブを動かすのです。

 

バルブ駆動用のシリンダーからエンジンまで配管が伸びてます。

 

 

負圧の取り出しはエンジンの吸気部分。

この負圧は色んなとこで制御につかってるみたい。

 

 

排気バルブはフリーの状態では開放。

開閉は、エンジンルームにあるこの電磁弁による。

エンジン掛けるとノーマルモードでは電磁弁が開いて、吸気の負圧を使って排気バルブが閉まります。

スコーピオンモードでは電磁弁が閉じて、排気バルブが開き、直管2本からも排気します。

 

ここが電磁弁ね。

 

 

電磁弁は非励磁閉なので、このコネクタを抜くと電磁弁が閉止になり排気バルブは開きっぱなしになります。

ここを抜くと爆音アバルトの出来上がりです。

ターボなので、排気抵抗が少なくなるとパワーは上がるんじゃないかな。

サーキット走行するときとか、このコネクタを抜くのはアリですね。

って、みんなやってるんでしょか。

 

ボクがアバルトのエンジニアなら、無段階のコントロールバルブにしたのにな。

そしたらもっと規制値内で音量を攻めれる( *´艸`)ウフフ

 

構造はだいたいわかった。

色々考えてみよう( ̄ー ̄)ニヤリ